中島らもを読んでみる

2024年2月10日(土)

昨日はビール5杯くらい飲みました。

ビールと日本酒が好きなリアル推しと飲むために世界のビールセットみたいなのを買ったみたのだけど、多分15年呑み続けている人でも知らないらしいビールがちらほらあったらしく、初めて飲むものを提供できたのがなんか嬉しい。

私はビンタンビールしか知らなかったけど。

ビール、基本的にお腹が膨れすぎて食べられなくなるから自主的には選ぶことは少ないのだけど、ドイツのビアホールで飲んだビールは美味しすぎて、あの感動を味わうためにもドイツにまた行きたいと思っている。

そんな感じでビールよりは20年くらい日本酒、焼酎、ウイスキーを好んできたのだけど、昨日色々飲んだら全部味が全然違って楽しかったな。日本のクラフトビールも飲みやすくて好きではあるけど。今飲んだらそれも楽しめるようになっているのかもしれない。味覚や好みが若い時より変わってきているのかも。

楽しい酒になったので、演歌は聴いていない。

GReeeeNの愛唄をリピートしまくっていました。概ね、今の感情が当てはまっていて超感情移入するわ。

飲んだ後、目が冴える体質のため、昨日は飲んだ後、夜中に子達の上履きを洗い多めの洗濯もしてちゃんと干してから寝たんだが、目が冴えていても酔っているのが現実でして、上履き洗うときにボディソープで洗おうとしてちょっと酔いが覚めて、「今後もよろしく」って私、一言も言っていないわ、と気が付いた。

LINEで送るのもなんだし、面と向かって言いたいから次に会うときにちゃんと言おう。表情が見えないと反応が分からないから、LINEやメールや電話や、zoomも空気感が分からないからあんまり使いたくない。若い時はそんなこと思ったこともなかったけど、考えてみればLINEがその時は無かったわ。子達は私が返答死そびれたことに対して「やっちゃったね〜。嫌われたんじゃない?」と言われたが、そのあたりの歩調が合わない感じだったら遅かれ早かれ続かないので、それはそれで。っていう気持ちも初めての感じ。びっくりするぐらい自然体。

そして今日の次男の習い事の待ち時間中の図書館での読書は中島らも短編小説コレクションを読みました。

TLで中島らも徹子の部屋出演回が流れてきて、急に読んでみたくなったので。今日はなんとなくゲーテよりも中島らもの気分になって。

あんまり時間がなくて4篇だけ読んだのだけど、この人もやっぱり天才だった。

4篇しか読んでいないから的外れな感想かもしれないけど、4篇ともテイストが違った。全然違う作家の文章を読んでいるような感じだった。

美しい手は語彙がやや難解ながら適確な表現で美しい文章だし、

青を売るお店は、前半は宮沢けんじっぽい寓話的な入りだと思いきや最後から2段落目で雰囲気が変わり、最終段落は情緒的。

日の出通り商店街いきいきデーは結構なブラックジョークな話でどんな結末にするのかと思ったら最後の最後因果応報。

クロウリング・キング・スネイクは因果応報つながりの話かと思いきや爽快さと淡々とした冷静さを感じる話。捉え方は人それぞれだと思うけど文章自体は子供も読みやすそう。

続きは次回の待ち時間中に読もうかと思うけど、読み直したくなる気がするから単行本で持っておいても良いかもしれない。

さて、長男が昨日夜更かしして睡眠不足なのか、頭が痛いと言い寝ているので、夕飯を食べられるか聞いてこよう。熱はないから、とにかくたくさん寝かせよう。

早く元気にさせてあげたい。

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