グッド・バイ

2024年5月4日(土・みどりの日)

次男習い事中の読書の日。

次はあれを読もうと何か考えていた気がするが、忘れた。

樋口一葉を読みたかったが見当たらなかったので、太宰治にした。

グッド・バイ。

太宰治の作品ということは知っていたが、学がないため、この作品が未完の遺作だと知らずに読んでしまい、ただいま消化不良中。

勝手に艶っぽくもドロドロした話かな〜、なんて思い読み始めたらかなりコミカルなコント調の話で、面白くて眠気にも襲われずスイスイ読んでいたらプツっと途切れた。

未完にも程があるだろう。

入水前の太宰の精神状態がどんなだったかは分からないが、未完でも良いから、せめてこの章は終わらせてほしかった。

愛人10人いるうちの2人目の話の途中で終わるってなんなんだ。

想定外に15分で読み終えてしまったので、同じ単行本に収載されている饗応夫人を読み、奥様の自己犠牲があんまりにもでしんどくなった。が、最後の最後で奥様は芯が強くてウメちゃんの奥様への愛情があらわれている気がして、そこまで辛い話ではないのかもしれないと思い直した。

太宰治、人間失格をむかーしむかしに読んだと思うのだが、多分小学生か中学生で早熟でもなく普通の子供だったからか、そんなに刺さらずどんな話か覚えていない。

明日も図書館時間がある予定だから、明日図書館にあれば読んでみよう。さすがに今日読もうと決めた本は覚えていると思いたい。

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